○日時
平成24年3月23日(金) 10:00〜12:30
○場所
東海大学交友会館 「望星」
○出席者
出席構成員:
| 堀田構成員、五十嵐構成員、岩田構成員、岡部構成員、小川構成員、奥田構成員、 |
| 落合構成員、後藤構成員、友池構成員、中川構成員、樋口構成員、藤原構成員、 |
| 村島構成員、山本構成員、横谷構成員、吉村構成員 |
|
出席参考人:
| 花岡参考人、山本参考人、勝野参考人、宮崎参考人、柴田参考人、石川参考人 |
○議事
○医薬食品局審査管理課
それでは、定刻になりましたので、ただいまより「第11回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」を開催いたします。
会議に先立ちまして、本検討会議の構成員の交代がございましたので、新たに御参加いただくことになった4名の構成員の先生方を御紹介申し上げます。
まず、国立医薬品食品衛生研究所薬品部長、奥田構成員です。
○奥田構成員
国立医薬品食品衛生研究所の奥田と申します。よろしくお願いいたします。
○医薬食品局審査管理課
独立行政法人国立生育医療研究センター母性医療診療部長、村島構成員です。
○村島構成員
村島と申します。妊娠と薬情報センターの責任者もしているという立場もありましてかと思いますが、このような機会をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○医薬食品局審査管理課
それから、千葉大学医学部附属病院教授・薬剤部長の北田構成員、久留米大学医学部小児科教授、松石構成員のお2人については、本日、御欠席との連絡をいただいております。
そのほか、伊藤構成員、西川構成員から御欠席の連絡をいただいております。
それから、友池構成員はお見えになるということですが、若干遅れているようでございます。
現在のところ、15名の先生方に御出席をいただいております。
また、WGの検討状況を御報告するに当たりまして、各WGのメンバーから参考人として御出席をいただいておりますので、御紹介をいたします。
代謝・その他WGの花岡先生。
循環器WGの山本先生。
精神・神経WGの勝野先生。
抗菌・抗炎症WGの宮崎先生。
抗がんWGの柴田先生。
生物WG及び小児WGの石川先生。
それでは、堀田先生、以降の議事進行についてお願いいたします。
○堀田座長
おはようございます。ただいまから始めます。昨年12月以来の会議でございまして、第2回の要望がたくさん集まりました。その評価をWGが精力的にやっていただきましたので、今日はその検討が中心になります。その前に、第1回で残った部分もございますので、今日は限られた時間ではございますが、皆様の御協力を得て進めてまいりたいと思います。
今日は新しいメンバーの方も御参加でございます。また、この中の何人かは所属が変わって、私も4月から所属がナショナルセンターに変わりますが、伺いますと、お隣の五十嵐先生と樋口先生もそうでありまして、ナショナルセンターの3人がここに集まっているという、非常に珍しい会議ではないかと思っております。
まず、本日の配付資料の確認を事務局からお願いします。
○医薬食品局審査管理課
それでは、本日の配付資料について確認をさせていただきます。
まず、座席表、それから、議事次第をおめくりいただきますと、配付資料一覧がございますので、こちらをごらんいただきながら御確認をお願いいたします。
まず、資料1「検討会議における検討の進め方」について、一枚紙でございます。
第1回要望分の資料ということで、資料2〜6までございますけれども、まず資料2が、「第1回要望に係るWGの検討状況の概要等について」の資料でございます。
資料3−1は、公知申請への該当性に関して、リネゾリドに関する報告書(案)がございます。
資料4は「第1回要望で医療上の必要性が高いとされた品目に係るWGの検討状況」、横の資料でございます。
それから、資料5−1は、一枚でございますけれども、「企業から提出された開発工程表について」。
そして資料5−2が「企業から提出された開発工程表の概要等」の資料でございます。
資料5−3が「ハイドロモルフォン塩酸塩の開発について」の資料でございます。
資料6「開発企業の募集を行った医薬品のリスト」。
ここまでが第1回要望関連の資料でございます。
引き続きまして、第2回要望関連資料でございますが、資料7「第2回要望に係る専門作業班(WG)の検討状況の概要等について」。
それから、横の少し厚い資料が8−1〜7までございますけれども、各WGにおける評価の報告書を配付しております。
それから、先生方のお手元に非常に分厚い7冊の分冊の冊子をお配りしております。傍聴者の方にはお渡しをしていないものですが、この7冊の冊子については、第2回の各学会、それから、患者などの団体からいただいた要望書のコピーの冊子でございます。要望書に加えまして、患者とか、個人のものについては、該当する学会からの見解、それから、各要望に対する企業の見解ということで、品目ごとにまとめてタグをつけておりますけれども、この資料を御用意させていただきました。非常に大部にわたりますので、毎回同じものを使わせていただくということで、別途、先生方には電子ファイルもお配りをしているかと思います。
なお、同じ内容をホームページにも掲載いたしますので、傍聴の方々はそちらを今後ごらんいただくということにしたいと思います。
参考資料につきましては、8のシリーズの後に一まとめにお配りをしております。
資料の不足等ございましたら、事務局までお申しつけください。
○堀田座長
よろしいですか。それでは、資料の落丁等がありましたらお知らせいただきますように。
特になければ、本日の具体的な議事に入るわけですが、その前に新しい構成員の方々にも御参画いただいておりますので、まずは、この検討会議の概要について、改めて簡単に事務局から御説明をお願いします。
○医薬食品局審査管理課
それでは、資料1、それから、参考資料を御用意ください。
まず、参考資料1が本会議の開催要項となっておりまして、目的でございますけれども、本検討会議につきましては、欧米では使用が認められているが、国内では承認されていない医薬品や適応について、製薬企業による未承認薬・適応外薬の開発促進に資することを目的とした会議でございます。
資料1を併せてごらんください。上の四角にございますけれども、こういった欧米で使用が認められていないようなものについて、学会や患者等から広く要望を募集しております。具体的な検討事項でございますけれども、大きな四角の右側でございますけれども、医療上の必要性をこの検討会議でまず御評価いただくということで、適応疾病の重篤性、それから、医療上の有用性という2つの観点から、この医療上の必要性という点について御検討いただくことになります。
裏もごらんいただければと思いますけれども、「検討会議における検討の進め方」になります。今、申し上げたように、この会議の中で医療上の必要性を御検討いただいて、必要性が高いと御判断いただいたものについては、関係する企業に開発要請などを行います。その上で、中ほどになりますけれども、各品目につきまして、公知申請への該当性、それから、実施が必要な試験の妥当性などについて、同じくこの会議で御検討いただきます。そして、下の方になりますけれども、そのほか、製薬企業が開発を行う医療上の必要性が高い未承認薬・適応外薬について、定期的に開発、進捗状況の御確認もお願いをしております。
それから、参考資料3−1をごらんください。参考資料はホチキスどめになっておりますので、おめくりいただいた2枚目でございます。「専門作業班(WG)の設置について」という図でございますけれども、医療上の必要性の検討に関しては、本検討会議の下に各疾患群ごとにWGを組織いたしまして、このWGで作業を進め、その結果をとりまとめた上で、この検討会議で最終的に御討議をいただくというふうにしております。
1枚おめくりいただくと、参考資料2ということで、このWGに御参画をいただいている先生方の名簿をつけております。
本日の検討会議でございますけれども、まず、第1回要望募集品目の公知申請の該当性と進捗の状況について御検討いただくとともに、その後、第2回要望募集品目の医療上の必要性の評価について御検討いただきたいと考えております。
○堀田座長
ありがとうございました。
何か、この点で御質問があれば、今、お受けしますが、いかがでしょうか。
この検討会議は、WGが評価をしていただいたものについて、それを御了承願うかどうかということなのですが、個々の品目にここでこだわりますと時間がありませんので、もし疑問があれば、またWGに持ち帰るという形もございますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。
なお、先生方は、それぞれの領域、あるいは団体の代表、エキスパートとして参加されているわけですが、その領域の利益代表ではないので、全体の立場に立って、この検討会議に参加していただければと思っておりますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。
それでは、本日の具体的な議事に入ります。まず、第1回の要望品目について議論したいと思います。第1回要望に係る専門作業班(WG)の検討状況につきまして、昨年の12月22日に開催しておりますけれども、その後の進捗について、事務局から説明をお願いします。
○医薬食品局審査管理課
それでは、資料2、それから、資料4を御用意ください。
まず、資料2からごらんをいただければと思います。最初のページでございますけれども、「医療上の必要性の評価について」ということで、医療上の必要性の高いとされた第1回要望品目は全部で186件となっておりまして、段階的に開発要請等を行ってきたところでございます。この表につきましては、特段、前回と変更ございません。
それから、裏をごらんください。開発要請したものの検討状況でございますけれども、前回から比較していただきますと、公知申請が妥当であるものが1件増えまして、その分、検討中のものが1件減っているという状況でございます。この1件につきましては、公知申請が妥当ということで報告書をとりまとめていただいておりますので、追って御説明をいただきます。
資料4でございますが、検討状況でございますが、この1件のみの変更となっておりますので、説明は割愛させていただきます。
以上でございます。
○堀田座長
ありがとうございました。
それでは、早速、各WGからの公知申請の該当性に係る報告をしていただきますが、小児のWGから石川先生にお願いいたします。
○石川参考人
それでは、説明をさせていただきます。お手元に資料3−1を御用意いただければと存じます。
今回、小児感染症学会及び日本感染症学会より、リネゾリドの承認用法・用量追加の要望が提出されておりました。3〜7ページで欧米4か国の承認状況、続く8〜15ページで要望内容について、企業側で実施した海外臨床試験成績、続く16〜30ページで要望内容に係る国内外の公表文献・成書についての概略をとりまとめております。これらのエビデンスを基に、34、35ページに公知申請の妥当性について記載しておりますので、ごらんください。
米国において、小児に対する臨床試験が実施されていて、有効性・安全性を検討した上で承認されております。
それから、教科書、国内外の各種ガイドラインで標準治療薬としてこの薬は推奨されております。
それから、国内において、有効性・安全性、用法・用量の調査を目的とした使用実態調査が実施されていて、国内の臨床現場においても使用実績が蓄積されているものと判断いたしました。
以上から、本剤は小児に対しても、MRSA、VREの治療薬として確立されたものであり、有効性及び安全性は医学・薬学上公知であるとWGで判断をいたしました。
効能・効果につきましては、35ページに記載しておりますとおり、成人と同様の適応菌種、それから、適応症としております。
用法・用量につきましては、続く35〜37ページに記載しておりますとおり、成人において本剤の薬物動態が国内外で類似していることが既に確認され、小児においても同様に民族差の影響を受けにくいと考えられることから、外国人小児での本剤の有効性に関するエビデンスを日本人小児に外挿することは可能と考えました。また、使用実態調査において、本邦の小児に対しても米国の承認用法・用量が種に用いられていることが確認されました。これらの結果を踏まえ、米国の承認用法・用量に従って、12歳以上の小児には成人と同一の1回600?を12時間ごと、それから、12歳未満の小児には1回12?/?を8時間ごとといたしました。
なお、12歳未満の小児に対しては、1回600?までと、1回投与量の条件を設定しての臨床試験が実施されておりまして、1回600?を超えて投与された経験はほとんどなく、現状、投与は推奨されないことから、その旨を添付文書において情報提供することが必要であると考えております。
それから、生後3か月未満の小児を対象に実施した臨床試験で、早産の新生児で、生後7日目までのクリアランスが低い値を示す、それから、生後7日目以降にはクリアランスは迅速に増加することが確認されたことから、このような患者においては、本剤の投与に際し注意する必要がある旨を、やはり添付文書において注意喚起することが適切と考えております。この点について、どのような情報提供をするかについては、申請の後、審査の中で検討していただければと考えております。
そのほか、有効性及び安全性に特段の問題はないと考えており、既に国内外で広く使用されている実態を踏まえますと、今回新たに製造販売後調査等を実施する必要はないと判断しております。
それから、WGでは、本邦において、経口投与できる製剤は600?の錠剤のみと限られているのですが、これが非常に大きい錠剤でありまして、12歳未満の小児では経口投与が困難であると考えられるため、海外で今、市販されている経口懸濁剤の導入が望まれるという声が出されたということも併せて報告させていただきます。
以上でございます。
○堀田座長
ありがとうございました。
ただいまの小児WGからの報告に何か御意見ございますでしょうか。岩田先生。
○岩田構成員
非常に詳細に検討していただきまして、ありがとうございました。このお薬は、バンコマイシン等の抗MRSA薬が効きにくいような症例に対して有効だということで、小児の使用実態調査でも実際たくさん使われていたわけですけれども、そういう意味で、公知申請の形で認めていただければ非常にありがたいと思います。
1点、最後にコメントがございました小児用というか、経口の懸濁剤ですね。この辺に関しましては、多分、製剤上の問題とか、そういったことで、いろいろハードルがあるのかもしれないのですけれども、小児でも、この薬剤の経口投与というのは非常に重要な位置を占めてくると思いますので、可能であれば、審査の段階で是非、導入を御検討いただければと思っています。
以上でございます。
○堀田座長
ありがとうございました。
そのほかに御意見がございますでしょうか。
最後にコメントされた剤形の部分は、小児に適用拡大する場合に必ずついて回る問題ですね。ですから、1品目ごとにというよりは、全体としてどう考えるかということが検討されるべきではないかと思います。よろしいでしょうか。ありがとうございます。
それでは、続きまして、議題2の「企業から提出された開発工程表等について」、事務局から御説明をお願いします。
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