「相手が実行可能なアクション」と、「自分が提供できるサポート」を探し出すステップでした。
それを見つけるには4つのアプローチを見て行きたいと思います。
アプローチ1:マイナスの要素をプラスに変える。
もし相手が、実行したいが時間や金がないなどの、ネガティブ要素をもっていても、それをマイナスと捉えずに、自分のリソースを提供することで、ポジティブな解決策に転換できないか考えるということ。
これは実行可能でしょうね。たとえばソフトバンクの孫さんの自叙伝で紹介されていた方法は、
1)三段論法・・鉛筆が丸いので転がる→転がっては困る→転がらないように四角、六角にする。
2)逆転の発想・・赤いものを白くしてみる。丸かった� ��のを四角にしてみる。
検査は何意味ですか
3)組み合わせ・・ラジオ+テープレコーダー=ラジカセ
その他にも、手直し型、組み換え型など、次のサイトが参考になりそうです。
アプローチ2:仮のプランで反応を探る。
仮の解決策をチラッとだけ見せて、相手の反応を探る。そのときに使える質問は・・、
「あくまで仮の話ですが、こんな方法を実行したとしたら解決できますか?」
「出来るかどうかわかりませんが、もしこんな方法を実行できるとしたら、問題解決に役立ちそうですか?」
これは、解決志向型アプローチといわれるものですね。つまり"出来ない"世界にいる相手を、一気に"出来る"世界にワープさせる方法のことです ね。
アプローチ3:過去の成功・失敗パターンに学ぶ。
成功した経験を思い出してもらう質問は・・・、
通信障害を持つ子をつきあう方法
「過去に何度か同じような問題に遭遇したことはありませんか?そのときはどのように乗り越えましたか?」
「新しいことにチャレンジするときに、問題をクリアしやすい自分なりのパターンはありますか?」
つまりその人の過去の成功体験にアクセスして貰うと言うことですね。人はできると思っていることには、勇気を持って行動に踏み出せるということですね。
逆に失敗のパターンも聞いておくと、相手にとってリスキーなプランはどう言うものか見当がつけられる。
「過去に同じような問題で上手くいかなかったときそれはどんな方法でしたか?
「新しいことにチャレンジする� ��きに苦手なパターンはありますか?」
これも、効果的ですね。
アプローチ4:解決策を一つに絞り込む。
週何回練習すべき?
相手の望む結果も十分理解して、解決に必要な情報も全て聞き出して、それでも実行可能な解決策が見つからないとき、思い切って解決する項目を「一つに絞る」ことが有効だと著者は言っています。そんなときの質問は・・、
「これまで、○○さんの得たい結果と、その問題解決のために役立つと思われる情報をお聞きしてきましたが、具体的な解決策について何があるのか、正直まだ分からないというのが本音です。そこでお聞きしますが、もし、解決したいと思われている問題のうち、たった一つしか解決しないとしたら、何を選びますか?」
この質問によって、相手は「最終的に自分が得たい結果、望む未来はなにか?」を頭の中でグ ルグルと情報検索し始め、頭が整理され、客観的な判断が下せるようになるとのことです。
今回のこの問題解決のアプローチは、色々な技の組み合わせになっています。
非常に有効なもののように思いますが、まだまだ研究の余地がありそうです。
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